Googleマイマップを印刷・PDF保存する方法|用紙サイズ・向き・表示範囲の確認

Googleマイマップを印刷・PDF保存する方法。用紙サイズ・向き・表示範囲を確認。

訪問先をまとめたGoogleマイマップを、打ち合わせで配ったり、現地で見られるPDFにしておきたいことはありませんか。画面では見えていても、紙面では地図の端が切れたり、地点名が小さくなったりすることがあります。

マイマップは、地図のメニューにある「地図の印刷」からPDFを作成できます。先に地図の表示範囲を整え、用紙サイズと向きを選び、できたPDFを見直してから保存・印刷すると、直す場所が分かりやすくなります。

この記事では、パソコン版マイマップとChromeを使い、A4横のPDFを作る手順を紹介します。用紙の選び方と、範囲や文字の大きさが合わないときの確認順も説明します。

目次

マイマップの印刷とPDF保存の流れ

最初に使うのは、ブラウザー全体の印刷ではなく、マイマップ内の「地図の印刷」です。ここで出力タイプをPDFにすると、地図を紙面に配置したPDFが開きます。そのPDFをパソコンへ保存するか、プリンターで印刷します。

確認する場所は、次の3つに分かれます。PDFを保存するだけなら、最後のプリンター設定は不要です。

場所整える内容確認すること
マイマップの地図画面表示範囲・表示するレイヤー必要な地点やルートが見えるか
マイマップの印刷設定用紙サイズ・縦横・PDF出力配布する用紙に合っているか
PDFを印刷する画面プリンター・用紙・拡大縮小紙の端が切れないか

Google公式でも、パソコンで地図を開き、左側のメニューから「地図の印刷」を選ぶ手順が案内されています。基本操作はGoogle公式「地図の共有、ダウンロード、印刷」で確認できます。

マイマップをPDFにして保存する手順

印刷したい地図をパソコンで開いて始めます。例では、広島駅・広島城・原爆ドームの3地点を通る地図を、A4横で出力します。

STEP
地図の表示範囲を整える

地図の何もない部分をドラッグして位置を動かし、右下の「+」「−」で拡大・縮小します。紙に入れたい地点とルート全体を確認し、端に近すぎる地点があれば少し余裕を持たせます。

レイヤーは、地点やルートをまとめるグループです。左側のレイヤー名のチェックで表示を切り替え、必要な内容が見える状態にします。表示・非表示の操作はGoogle公式「地図のレイヤを使用する」にも記載されています。出力後にも、必要な地点が含まれているかを確認してください。

STEP
地図のメニューから「地図の印刷」を選ぶ

左上の地図タイトルの横にある縦3点のメニューを開き、「地図の印刷」をクリックします。レイヤー名の横にもメニューがありますが、ここでは地図全体のメニューを使います。

地図タイトルの右端にある縦3点のメニューを枠で示した画面。

地図タイトル右端の縦3点を開きます。検証用の管理名は一部マスクしています。

地図全体のメニューの下部にある「地図の印刷」を枠で示した画面。

地図タイトル横のメニューを開き、「地図の印刷」を選びます。

「地図を印刷する」という設定画面が開けば、次へ進みます。

STEP
用紙サイズ・向き・出力タイプを選ぶ

設定画面を開いたときにA4が選ばれているとは限りません。今回の環境では最初に「レター」が表示されたため、出力するたびに用紙サイズを確認します。

例では、用紙サイズを「A4(210×297 mm)」、向きを「横」、出力タイプを「PDF」にします。3項目を確認してから「印刷」をクリックしてください。

マイマップの印刷設定で、用紙サイズがA4、向きが横、出力タイプがPDFになっている画面。

用紙サイズ・向き・PDFを確認してから「印刷」を押します。

確認した環境では、「印刷」をクリックすると別のタブにPDFが開きました。PDFが開いただけでは、保存は完了していません。次の手順で内容を確認し、ダウンロードします。

STEP
PDFの内容を確認してダウンロードする

開いたPDFで、必要な地点・ルート・地図の端を確認します。例では、地図のほかにタイトルと地点名の一覧が入りました。この一覧が凡例で、地図の記号や地点名を確認するためのものです。地図だけで紙面いっぱいになるとは限りません。

A4横で作成したPDFの完成例。紙面上部にタイトル、左側に地点名の凡例、右側に広島の3地点を結ぶ地図がある。

A4横で作成した1ページのPDFです。配置を確認する完成見本として掲載し、検証用の管理名・説明はマスクしています。

地点名を読めるか確認し、問題がなければChromeのPDF画面右上にあるダウンロードのアイコン(下向きの矢印)をクリックします。保存先を尋ねられた場合は、後で見つけられるフォルダーを選びます。自動で保存される場合は、ブラウザーのダウンロード履歴で保存先を確認してください。

Chromeで開いたPDFの右上にあるダウンロードアイコンを枠で示した画面。隣に印刷アイコンがある。

下向きの矢印が保存用です。隣のプリンターのアイコンは紙への印刷に使います。

ファイル名を付ける場合は、「広島訪問マップ_A4横_2026-10-03.pdf」のように、地図名・用紙と向き・作成日を入れると見分けやすくなります。

最後に、保存したPDFファイルを開き直し、内容が正しく表示されることを確認します。ファイルが見つかり、必要な地図と地点名が入っていれば、PDF保存は完了です。

用紙サイズ・向き・表示範囲の選び方

用紙サイズは配布先に合わせる

一般的な資料として渡すなら、まずA4で作ると扱いやすくなります。大きな紙を使える場合はA3も候補になりますが、印刷先のプリンターがその用紙に対応しているかを先に確認してください。

マイマップの設定画面では、A3・A4・A5などの用紙サイズを選べます。A3のPDFを作っても、最後にA4へ縮小して印刷すれば文字も小さくなるため、完成時に使う用紙を基準に選びましょう。

縦横は地点の広がりを見て選ぶ

東西に広がる地図は横、南北に長い地図は縦を最初の候補にします。ただし、タイトルや凡例が入る分だけ、地図に使える面積も変わります。向きを選んだだけで目的の範囲が必ず収まるとは考えず、出力されたPDFで判断してください。

今回の3地点でA4の縦・横を比べると、どちらも1ページになり、縦では上下に広い地域、横では横方向に広い地域が入りました。この例ではA4横を採用しています。別の地図でも同じ見え方になるとは限らないため、地点や文字の収まりは作成したPDFで確かめましょう。

表示範囲はPDFを見ながら調整する

PDFに必要な地点が入っていないときは、PDFのタブを開いたまま、元のマイマップのタブへ戻ります。地図をドラッグして位置を動かし、「+」「−」で拡大・縮小してから、もう一度「地図の印刷」でPDFを作ります。画面で見えている範囲と、紙面に収まった範囲を別々に確認することが大切です。

同じA4横のまま地図を1段階縮小してPDFを作り直すと、周辺地域が広く入り、3地点を結ぶルートは紙面内で小さくなりました。下の概念図のように、必要な地点の周りに少し余裕を残し、縮小しすぎない範囲を探します。

同じ3地点の範囲調整を示す概念図。左は地点Aが端で欠け、右は地図を動かして縮小し、A・B・Cの全地点が余裕を持って入っている。

範囲調整の概念図です。A=広島駅、B=広島城、C=原爆ドーム。位置関係とルートを簡略化しており、実際のPDF画面ではありません。

HOAI Point

地図が収まらないときは、まず向きを見直し、次に範囲を調整しましょう。一度に大きく縮小すると、地点名まで読みにくくなります。「必要な地点が入るか」と「文字を読めるか」を一組で確認してください。

保存したPDFを紙に印刷する方法

紙に出すときは、内容を確認済みのPDFを開いて印刷します。マイマップの編集画面へ戻ってブラウザー全体を印刷する必要はありません。

STEP
PDFの印刷画面を開く

ChromeでPDFを開き、右上のプリンターのアイコンをクリックします。WindowsではCtrl+P、Macでは⌘+Pでも印刷画面を開けます。対象が地図のPDFになっていることをプレビューで確認します。

STEP
プリンターと用紙の設定を確認する

「送信先」は、印刷に使うプリンターを選ぶ欄です。ここで使うプリンターを選び、PDFと同じ用紙サイズに合わせます。A4横で作った例なら、用紙はA4を選び、印刷プレビューでも横向きになっているかを確認します。向きの指定欄が出ない場合は、プレビューの見え方で確かめてください。

端が切れるときは、印刷設定の「用紙に合わせる」「印刷可能領域に合わせる」などの拡大縮小設定を確認します。名称や選べる項目は、OS・PDFを開くソフト・プリンターによって異なります。

STEP
1部印刷して読みやすさを確かめる

部数を1部にして印刷し、地図の四隅、必要な地点、凡例の文字を確認します。画面で大きく拡大すると読めても、紙では小さい場合があります。実物で読みやすさを確かめてから、必要な部数を印刷しましょう。

Chromeの基本的な印刷操作は、Google公式「Chrome から印刷」を参照してください。プリンター固有の設定は、利用する機種の説明書で確認します。

範囲が切れる・文字が小さいときの確認順

まずPDFそのものを開き、問題がPDFにあるか、紙に印刷したときだけ起こるかを分けます。PDFに入っていない地点は、プリンター側の設定を変えても追加されません。

困りごと確認する場所見直し方
PDFで地点やルートが切れるマイマップ「地図の印刷」の向き、地図の位置・拡大縮小を見直し、PDFを作り直す
PDFの文字が小さいマイマップとPDF必要な範囲に絞る。大きい用紙を使えるか検討
PDFは正しいが紙では切れる印刷画面用紙サイズと拡大縮小を確認
必要な地点が出てこない地図のレイヤーと範囲表示チェックと地点の位置を確認し、PDFを作り直す

広い地域と細かな道順を1枚で両立しにくい場合は、全体図と、目的地周辺を拡大した地図を別々に作る方法もあります。その場合は、作成したPDFごとに範囲と地点名を確認し、「全体図」「周辺図」など区別できる名前で保存してください。

よくある質問

PDF保存のためにプリンターは必要ですか?

必要ありません。マイマップの「地図の印刷」で出力タイプをPDFにし、開いたPDFをダウンロードします。紙へ印刷しなければ、プリンターの選択は不要です。

スマートフォンでも同じ手順で印刷できますか?

この記事の操作対象はパソコン版です。スマートフォンでは画面や利用できる操作が異なるため、同じメニューが見つからない場合はパソコンでPDFを作成してください。保存済みPDFをスマートフォンから印刷する方法は、端末と利用する印刷サービスの案内に従います。

マイマップを更新すると、保存したPDFも変わりますか?

保存したPDFには、作成した時点の内容が残ります。地点やルートを更新したらPDFを作り直し、配布するファイルも新しいものに差し替えてください。

PDFを渡す場合も、マイマップの共有設定が必要ですか?

ダウンロード済みのPDFファイルを渡す場合と、マイマップのURLを共有する場合は別です。PDFには地図のタイトル・説明・地点名などが入ることがあるため、渡す前に内容を確認しましょう。地図のURLを相手に開いてもらう場合は、マイマップの公開範囲・アカウント・閲覧権限の確認手順を参照してください。

まとめ

GoogleマイマップをPDFにするには、地図の表示範囲を整え、地図タイトル横のメニューから「地図の印刷」を開きます。用紙サイズ・向き・出力タイプのPDFを確認し、出力された内容を見直して保存してください。

  • 地点やルートが切れる場合は、「地図の印刷」で設定する用紙の向きと、地図画面の表示範囲を見直す。
  • PDFは正しく、紙だけ切れる場合は、プリンター側の用紙・拡大縮小を確認する。
  • 保存したPDFを開き直し、紙に出すときは1部で文字の読みやすさを確かめる。

必要な地点が入り、実際に使う大きさで地点名を読めることが、完成の目安です。配布前に、保存したファイルをもう一度確認しましょう。

この記事を書いた人

横畑デザイン事務所代表。Webデザイナー・プログラミング講師として、WordPressを中心としたWebサイトの制作・運用と個別指導に携わっています。実際の制作や指導で培った知識と経験をもとに、Web制作やAI活用について、初心者が迷わず一歩を踏み出せる情報を分かりやすく発信しています。

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