SWELLの記事一覧にページ送りが出ない|投稿リスト・投稿ページ・表示件数の確認順

SWELLの記事一覧にページ送りが出ないときに、一覧の種類と表示件数を確認する。

SWELLで記事一覧を置いたのに、下に「2」や「次へ」が出ない。記事は増えているのに、続きへ進めず困っていませんか。

見た目が似ている一覧でも、本文に置く「投稿リスト」と、WordPressが自動で作る「投稿ページ」やカテゴリー一覧では、確認する設定が異なります。まず一覧の種類を見分けると、どの画面を直せばよいかを絞れます。

この記事では、投稿リスト・投稿ページ・表示件数の順に確認し、読者が続きの記事へ進める状態を確かめる方法を説明します。自分の一覧に当てはまる手順から進めてください。

目次

最初に「どの一覧か」を見分ける

ページ送りは、記事一覧を複数ページに分けて「1・2・3」などで移動する機能です。「ページネーション」「ページャー」と呼ばれることもあります。

最初に、ページの名前ではなく一覧を作った方法を確かめます。「記事一覧」という名前の固定ページでも、投稿リストを置いただけなら、WordPressの「投稿ページ」とは別です。

作った方法が分からない場合は、対象の投稿・固定ページを編集し、記事が並ぶ部分をクリックしてください。右側の「ブロック」設定に「投稿リスト」と表示されれば、投稿リストブロックです。右側が閉じている場合は、画面右上の「設定」を開きます。

一覧の作り方・開き方一覧の種類次に確認すること
本文に「投稿リスト」を置いた投稿リストブロックMOREリンクの移動先
表示設定で「投稿ページ」に指定した投稿ページ割り当てと表示件数
カテゴリー名を押して開いたカテゴリー一覧そのカテゴリーの記事数
ホームページを「最新の投稿」にしたトップの記事一覧表示件数とタブ設定

カテゴリー一覧のように、一定の条件に合う投稿を自動で集めるページをアーカイブと呼びます。カテゴリー一覧のページ送りを直すために、別の「投稿ページ」を割り当てる必要はありません。

MOREリンクとは、「もっと見る」などの文字から別の一覧へ進むリンクです。リンク先の一覧にページ送りがあれば、そこから2ページ目へ進めます。

投稿リストならMOREリンクの確認へ進みます。投稿ページなら表示設定の確認へ、カテゴリー一覧や「最新の投稿」のトップなら記事数の確認へ進んでください。

投稿リストならMOREリンクで続きを案内する

SWELLの投稿リストブロックは、選んだ条件の記事を指定件数だけ呼び出すためのブロックです。本記事の確認環境では、表示件数を指定しても、そのブロックの下に番号付きのページ送りは追加されませんでした。

投稿リストの「表示する投稿数」はページ分けの設定ではありません。残りの記事も読めるようにする場合は、MOREリンクから投稿ページやカテゴリー一覧へ案内します。

STEP
投稿リストを選び、表示件数と条件を確認する

対象の投稿・固定ページを編集し、記事が並ぶ「投稿リスト」ブロックをクリックします。右側の「ブロック」設定で「Settings」を開き、「表示する投稿数」を確認してください。右側が閉じている場合は、画面右上の「設定」を開きます。

SWELL投稿リストのSettingsにある「表示する投稿数」。画像は3件。

ここで指定するのは、このブロックに並べる件数です。

「Pickup」では、カテゴリー・タグ・投稿IDなどの絞り込みを確認します。たとえばWordPressの記事を見せているなら、続きのリンク先もWordPressの一覧にそろえます。

STEP
MOREリンクの文字と移動先を用意する

「Settings」の下の方にある「MOREリンクの表示テキスト」へ、「WordPressの記事をもっと見る」など、移動先が伝わる文字を入れます。

投稿リストの「MOREリンクの表示テキスト」と「MOREリンクのURL」。カテゴリー指定によりURLを自動取得する説明がある。

MOREリンクの文字と、移動先のURLを確認する欄です。

カテゴリーを指定すると、URLが自動で取得される場合があります。URL欄が空でも、プレビューで目的のカテゴリー一覧が開けば問題ありません。手動で指定する場合や、想定と違う場所へ移動する場合は、案内したい一覧を別のタブで開き、そのURLを「MOREリンクのURL」へ入れてください。

STEP
プレビューでリンク先の一覧まで開く

プレビューを開き、MOREリンクを押します。意図した投稿ページ・カテゴリー一覧へ移動することを確認し、そこで2ページ目へ進めるかを確かめます。問題がなければ、下書きは保存、公開中のページは更新します。

実際の確認では、WordPressカテゴリーを指定した投稿リストに3件を表示し、MOREリンクから同カテゴリーの一覧へ移動できました。移動先は12件ずつの一覧で、「2」を押すと別の記事へ切り替わりました。MOREを押した直後は、抜粋した3件の続きからではなく、リンク先の一覧の先頭から表示されます。

投稿リストの3件からMOREで一覧の1ページ目12件へ進み、「2」を押すと次の12件へ進む流れ。MOREは4件目から表示するリンクではない。

確認した移動の流れを整理した図解です。MOREは一覧の1ページ目へ、「2」はその一覧の次ページへ進みます。

HOAI Point

トップページには数件だけ見せ、続きはカテゴリー一覧へ案内する構成でも問題ありません。番号付きのページ送りが必要なのは、記事を順にたどってもらう一覧側です。投稿リスト自体の件数を増やし続ける前に、読者の移動先を決めましょう。

画面例とこの操作結果は、WordPress 7.1.1・SWELL 2.18.0で確認しています。バージョンによって表示名や配置が異なる場合があります。

投稿ページなら「表示設定」の割り当てを確認する

固定ページを使ったトップとは別に、ブログ全体の記事一覧を用意したい場合の確認です。すでにカテゴリー一覧を入口にしている場合や、ホームページの表示が「最新の投稿」の場合は、この割り当て作業を飛ばして記事数の確認へ進めます。

STEP
「設定」→「表示設定」を開く

管理画面の左メニューで「設定」→「表示設定」を開きます。「ホームページの表示」が「固定ページ」の場合は、その下の「投稿ページ」に何が選ばれているかを確認します。

WordPress表示設定の「ホームページ」と「投稿ページ」。投稿ページは未選択になっている。

画像は投稿ページが未選択の例です。カテゴリー一覧だけを使う構成なら、未選択でも異常ではありません。

すでに意図した固定ページが「投稿ページ」に選ばれている場合は、作り直したり選び直したりせず、記事数の確認へ進みます。

STEP
一覧用の固定ページを選ぶ

選ぶ前に確認してください。「投稿ページ」に指定すると、通常の固定ページ本文は表示されません。本文や割り当てた固定ページ用テンプレートの代わりに、SWELLが自動で表示する記事一覧へ切り替わります。案内文やボタンを作り込んだページを選ぶときは、この違いに注意してください。

ブログ一覧として使いたい固定ページを「投稿ページ」で選びます。「ホームページ」と同じ固定ページは指定できません。

まだ用意していない場合は、「固定ページ」→「固定ページを追加」で「記事一覧」などのタイトルを付け、本文は空のまま公開してから、この画面へ戻って選びます。ページ送りのために、本文へ投稿リストを追加する必要はありません。

STEP
保存して、その一覧ページを開く

変更した場合は「変更を保存」を押し、指定した固定ページのURLを開きます。投稿の一覧が表示されることを確認してください。番号がまだ出ない場合は、次の表示件数の確認へ進みます。

この扱いとホームページ・投稿ページの違いは、WordPress公式の「表示設定画面」でも確認できます。トップとブログ一覧を分けて作る流れは、SWELLでトップページを作る方法を参照してください。

表示件数と「その一覧に含まれる記事数」を比べる

投稿ページやカテゴリー一覧は、対象の記事が1ページに収まると、次のページを必要としません。サイト全体の記事数ではなく、今見ている一覧に含まれる公開済みの記事数と、1ページの表示件数を比べます。

一覧の表示件数は「表示設定」で見る

「設定」→「表示設定」にある「アーカイブページに表示する最新の投稿数」を確認します。古い画面や解説では「1ページに表示する最大投稿数」と書かれている項目です。すぐ下の「RSS/Atom フィード」は別の件数設定です。こちらを変更しても、Webページの一覧件数は変わりません。

表示設定の「アーカイブページに表示する最新の投稿数」。画像では12に設定されている。

画像の設定は12件です。投稿リストブロックの3件とは別に適用されます。

たとえば、この値が12で、対象の公開記事が12件以下なら、通常は1ページで収まります。13件以上あれば、次のページが必要になります。先頭固定記事の追加や独自の絞り込みがある場合は、単純な件数だけで判断せず、実際に並ぶ記事も確認してください。

ページ送りを確かめるためだけに、無関係な記事を公開したり、表示件数をむやみに小さくしたりする必要はありません。読者に見せたい件数へ変更する場合は、元の値を控え、「変更を保存」の後で他の一覧にも意図しない変化がないかを見ます。

カテゴリー・公開状態・除外条件を確認する

管理画面の「投稿」→「投稿一覧」を開き、上部の「公開済み」を押します。次にカテゴリーの選択欄で調べたいカテゴリーを選び、「絞り込み」を押してください。日付は「すべての日付」、検索欄は空にして確認します。

投稿一覧の公開済み、WordPressカテゴリーの絞り込み、右上の45個の項目を、同じ画面から切り抜いて操作順に並べた画像。

同じ画面の3か所を操作順に並べています。この例では、公開済みのWordPress記事は「45個の項目」で確認できます。

記事一覧の右上または右下にある「○個の項目」が、絞り込み後の件数です。「公開済み」の横にはサイト全体の件数が表示されるため、カテゴリーの件数として使わないでください。「表示オプション」の件数は管理画面の表示用で、公開サイトのページ送りとは別です。

件数の考え方の例として、サイト全体が30件でも、対象カテゴリーが8件、1ページの表示件数が12件なら、そのカテゴリーに2ページ目は必要ありません。

  • カテゴリー一覧では、そのカテゴリーに含まれる記事を数える。別カテゴリーの記事が多くても、今の一覧の続きにはならない。
  • 下書き・予約投稿は、一般の読者が見る公開済み記事の件数として数えない。
  • SWELLの一覧から除外するカテゴリー・タグを指定している場合は、その条件も確認する。

投稿ページやトップの記事一覧の除外条件は、「外観」→「カスタマイズ」→「記事一覧リスト」の「投稿一覧から除外するカテゴリー・タグ」で確認できます。適用対象の説明も読み、設定を一度に消さず、意図した除外なのかを確かめてください。

対象記事が表示件数以内なら、ページ送りがなくても正常です。すべての記事が一覧で読めることを確認できたら、そこで確認を終えて構いません。

対象記事数が1ページの表示件数を超えている場合は、新着タブと2ページ目を確認する

人気記事や絞り込みタブを、全記事の一覧と混同しない

一覧の上に「新着記事」「人気記事」などのタブがある場合は、まず「新着記事」に切り替えて、一覧の下まで見ます。タブを変える操作と、次のページへ進む操作は別です。人気順や特定カテゴリーのタブで見える件数だけで、通常の新着一覧に続きがあるかを判断しないでください。

トップや投稿ページで新着一覧そのものが見当たらない場合は、「外観」→「カスタマイズ」→「記事一覧リスト」→「タブ切り替え設定(トップページ)」を開き、「『新着記事タブ』を追加する」を確認します。この設定は、画面の説明どおり「投稿ページ」に指定した固定ページにも関わります。

SWELLのタブ切り替え設定にある「新着記事タブを追加する」のチェック項目。

トップ・投稿ページの新着一覧を使う場合に確認する項目です。

無効になっていて新着一覧を表示したい場合は有効にし、カスタマイザーのプレビューで確認してから保存・公開します。これはサイトの表示に反映される変更です。カテゴリー一覧を調べている場合に、このトップ・投稿ページ用の項目だけを変更しても確認になりません。

「2」を押して、URLと記事の並びを確かめる

番号が出たら、「2」または次ページへのリンクを実際に押します。URLの変化に加えて、2ページ目で別の記事に切り替わることを、先頭付近の記事タイトルで確かめてください。URLの形は設定によって異なりますが、本記事のカテゴリー一覧では末尾が「/page/2/」になり、表示する記事が切り替わりました。

MOREリンクの先で記事一覧が開くことと、そこから続きへ進めることの両方を確認します。PCとスマートフォン幅でリンクが見え、押せる大きさになっているかも見ておくと安心です。

ここまで確認しても続きの記事へ進めない場合は、症状ごとに次の情報を確かめます。どの症状も、一つの設定だけが原因とは限りません。

  • 番号が出ない:対象記事数が1ページの表示件数を超えているか、新着一覧を開いているかを再確認し、番号がない一覧下部の画面を記録します。
  • 2ページ目が404エラーになる:「ページが見つからない」という状態です。1ページ目と、実際に「2」を押して開いたURLを控えます。
  • 2ページ目でも同じ記事が並ぶ:1・2ページ目のURLと、先頭付近の記事タイトルを記録します。URLと記事の両方を見比べてください。

再読み込みしても変わらない場合は、直前のテーマ・プラグイン更新や、独自CSS・一覧表示を変える処理の追加がなかったかを控えます。キャッシュを使っている場合は、その仕組みの手順に沿って保存済みの古い表示を更新し、再確認してください。

相談するときは、記録したURL・画面・症状に加え、一覧の種類、表示件数、対象の公開記事数、WordPress・SWELLのバージョンを伝えます。公開サイトでプラグイン停止やテーマ変更を試す場合は、先にバックアップを取り、検証できる環境を用意してください。

よくある質問

「ページ区切り」ブロックを入れると、記事一覧をページ分けできますか?

「ページ区切り」は、一つの投稿や固定ページの本文を複数ページに分けるためのブロックです。投稿リストで呼び出した記事を、次の数件へ切り替える設定としては使いません。一覧の続きを読ませたい場合は、投稿ページ・カテゴリー一覧への導線を用意してください。本文を区切る用途は、WordPress公式のページ区切りの説明(英語)で確認できます。

ページ送り用のプラグインを追加する必要はありますか?

まず、投稿ページやカテゴリー一覧にSWELLの通常のページ送りが出る条件かを確認してください。投稿リストと投稿ページの取り違えや、対象記事数が少ない状態は、プラグインを追加するだけでは整理できません。この記事の確認後も標準の一覧で不具合が残る場合に、原因に応じて対処を選びます。

まとめ|一覧の種類に合う設定から確認する

最初に見るのは、ページの名前ではなく一覧の作り方です。投稿リストならMOREリンクの移動先、投稿ページなら表示設定の割り当て、カテゴリー一覧なら対象カテゴリーの公開記事数を確認します。

最後は、番号の有無だけで終えず、続きの一覧で記事が切り替わることまで確かめてください。対象の記事が1ページに収まっている場合は、ページ送りを出すための追加設定は不要です。

目的別に次の記事を選ぶ

一覧への入口を整えるときは、今作りたいページに合う解説へ進んでください。

トップに紹介文や記事の抜粋を置き、ブログ一覧と役割を分けたいなら、トップページの構成と設定の流れを確認してください。

カテゴリーごとに記事を探しやすくしたいなら、カテゴリー一覧の説明文・見た目・タブの設定を確認してください。

この記事を書いた人

横畑デザイン事務所代表。Webデザイナー・プログラミング講師として、WordPressを中心としたWebサイトの制作・運用と個別指導に携わっています。実際の制作や指導で培った知識と経験をもとに、Web制作やAI活用について、初心者が迷わず一歩を踏み出せる情報を分かりやすく発信しています。

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