SWELLの記事内画像がぼやける原因は?元画像・挿入サイズ・表示幅の確認方法

記事の画像がぼやける原因を、元画像・挿入サイズ・表示幅から確認する

SWELLの記事に入れた画像や、画像の中の文字がぼやけるときは、元画像・挿入サイズ・表示幅を順番に確認しましょう。元のファイルが粗いのか、小さい画像を大きく表示しているのかで、直す場所が変わります。

最初から画像を削除したり、サイト全体の設定を変更したりする必要はありません。この記事では、問題の画像を1枚選び、確認結果に合わせて修正し、記事のプレビューで見直す流れを解説します。

この記事で分かること
  • 元画像の画質とピクセル寸法を確認する場所
  • 画像ブロックの挿入サイズと表示幅の違い
  • 確認結果に合わせた直し方と、直らない場合の調べ方
目次

ぼやけ方から、最初の確認先を選ぶ

まず、ぼやけているのが編集画面だけか、記事のプレビューでも同じかを確認します。公開済みの記事なら公開ページでも見比べてください。読み込み直後だけ粗い場合は、画像の読み込みが終わってから判断します。

見え方最初の確認先次の行動
元のファイルも粗い元画像の画質再撮影・再書き出しをする
元画像は鮮明で、記事では粗い挿入サイズ小さいサイズを選んでいないか調べる
画像を大きくすると粗い表示幅幅を戻すか、大きい元画像を用意する
特定の端末だけ粗いその端末での表示同じ画像の幅と、読み込み後の状態を比べる
差し替えても古い画像に見える保存とキャッシュ保存後に開き直し、古い表示が残るか調べる

「元画像」は画像ファイルそのもの、「挿入サイズ」は記事で使う画像ファイルのサイズ候補、「表示幅」は記事の画面上で見せる幅です。この3つを同じ「画像サイズ」と考えないことが、原因を切り分けるポイントです。

元画像、挿入サイズ、表示幅の順に、画像ファイルと記事上の見せ方を確認する図
元画像の画質、使う画像のサイズ、画面上の幅を順番に確認します。

元画像の鮮明さとピクセル寸法を確認する

アップロード前のファイルを、100%表示で見る

手元に元のファイルがある場合は、画像を見るアプリで開き、表示倍率を100%にして文字や輪郭を確認します。「100%」が見つからない場合は、アプリの表示設定で「等倍」「実際のサイズ」などの項目を探してください。「画面に合わせる」では画像が縮小されることがあるため、小さい表示で鮮明に見えるだけでは判断できません。

元画像の時点で文字がつぶれたり、輪郭がにじんだりしている場合、WordPressで「フルサイズ」を選んでも、失われた細部は戻りません。スクリーンショットなら必要な領域を広い画面で撮り直す、図解なら制作元から大きい寸法で書き出す、写真なら縮小前のファイルを探す、といった対応をします。

メディアの詳細で「寸法」を確認する

WordPressに入れたファイルは、管理画面の「メディア」→「ライブラリ」から対象画像を開いて確認します。グリッド表示なら添付ファイルの詳細、リスト表示なら画像の編集画面に、幅×高さの寸法が表示されます。

WordPressのメディア編集画面で、画像の寸法を確認する箇所
元画像の寸法

画像のピクセル寸法は、幅と高さの数値です。「1200 × 900ピクセル」なら幅1200px・高さ900pxで、px(ピクセル)はその単位です。一方、画面の「101KB」はファイル容量を表します。容量が大きいことと、文字や輪郭が鮮明なことは同じではありません。

アップロード後に画像編集や最適化をしている場合は、手元の元ファイルと、WordPressで使っている画像を分けて見比べます。管理画面の画像ファイルへのリンクを開くと、そのファイル自体の見え方も確認できます。

画像ブロックの挿入サイズを確認する

元画像が鮮明なら、次は記事の画像ブロックを確認します。WordPressは、アップロードした画像から複数のサイズを用意することがあります。元画像が大きくても、小さいサイズを選んで挿入していると、記事内で拡大されたときに粗さが目立ちます。

STEP
記事内の画像を選び、ブロック設定を開く

投稿の編集画面で対象の画像をクリックします。右側の設定欄で「ブロック」を選び、画像の設定を確認してください。右側の欄が見えないときは、画面右上の「設定」ボタンで表示します。

STEP
「解像度」の選択を確認する

画像ブロックの「設定」タブ(歯車のアイコン)にある「解像度」で、「サムネイル」「中」「大」「フルサイズ」などの候補を確認します。小さい候補を使っていた場合は、記事で見せたい幅に足りるサイズを選び直します。候補や設定の位置は、元画像・WordPress・テーマの状態によって異なります。

画像ブロックの設定タブ(歯車のアイコン)と、解像度「中」の選択欄
設定 → 解像度:中
STEP
保存して、記事のプレビューで確認する

下書きは「下書き保存」などで保存し、プレビューを開き直します。公開済みの記事を直す場合は、保存・更新の操作が公開ページへ反映されることを確認してから実行してください。画面の幅と表示倍率をそろえ、同じ画像の文字や輪郭が読みやすくなったかを見比べます。

今回の確認では、幅1200pxの図解で「中」を選ぶと幅300pxの画像が使われました。「フルサイズ」に戻すと、画像ブロックで使う画像が幅1200pxのファイルに戻りました。その後、記事上の表示幅を600pxに指定できました。サイズ候補の寸法はサイトによって異なります。

この手順は、画像ブロックで使用するサイズを見直す操作です。元画像のピクセル数を増やす操作ではありません。画像ブロックのサイズ候補については、WordPress公式の画像ブロックの説明でも確認できます。

HOAI Point

「フルサイズ」は、画像ファイルのサイズ候補です。「全幅」は、ブロックを画面上で広く配置する設定です。フルサイズを選んでも、必ず画面いっぱいに広がるわけではありません。

記事上の表示幅を確認する

画像ブロックの幅と配置を確認する

挿入サイズを見直しても粗い場合は、画像をどこまで広げているかを確認します。画像ブロックの「スタイル」タブ(白黒に分かれた円のアイコン)にある幅・高さ、ドラッグでの拡大、ツールバーの配置にある「幅広」「全幅」などを見ます。表示される項目はテーマやブロックの状態によって変わります。

画像ブロックのスタイルタブ(白黒に分かれた円のアイコン)と、表示幅600pxの入力欄
スタイル → 幅:600px

この画面の幅600pxは操作例で、推奨値の固定指定ではありません。たとえば幅300pxの画像を600px幅で表示すると、横方向に2倍へ引き伸ばすことになります。一方、幅1200pxの画像を同じ600px幅で表示すると、横方向は半分に縮小されます。下の図で、画像ファイルの幅と表示幅の関係を見比べてください。

300pxの画像を600px幅で表示すると2倍に拡大し、1200pxの画像を同じ600px幅で表示すると半分に縮小する関係
寸法の関係を表した説明図です。

拡大したときに粗さが出る場合は、表示幅を小さくするか、より大きく鮮明な元画像を用意します。小さい画像ファイルを加工アプリで大きくするだけでは、元の細部を取り戻せません。

幅が「自動」や「100%」の場合、画面の横幅そのものではなく、画像を入れた領域に応じて見え方が変わります。設定欄の数値だけで判断せず、次のプレビュー確認まで行いましょう。

PCとスマートフォン幅で、同じ画像を見比べる

編集画面上部の「表示」から、デスクトップ・タブレット・モバイルなどの表示を切り替え、画像が本文の幅を超えていないか、文字が小さすぎないかを確認します。続けて「新しいタブでプレビュー」を開き、保存後の記事でも見直してください。プレビュー内の幅の切り替えは、実際の端末と完全に同じ条件になるわけではありません。端末だけで起きる問題は、その端末でも確認します。

画面上では小さく見える画像でも、高精細な画面では多くのピクセルを使います。幅600pxで見せる画像に対して、幅1200pxの鮮明な元画像を用意する、といった2倍の考え方は目安になります。ただし、画像内の文字、圧縮、端末によって見え方は異なるため、「2倍なら必ず直る」という基準ではありません。

文字の輪郭がぼやけているのか、鮮明でも小さすぎて読めないのかを分けて確認します。小さすぎる場合は、画像の画質だけを見直しても読みやすくなりません。文字を大きくした図解に作り直す、必要な画面だけを切り出す、説明を本文の文字へ移す、といった対応を検討します。

数値で調べたい場合は、ブラウザーの検証機能を使う

ここからは発展的な確認です。PCのChromeでは、プレビューの画像を右クリックして「検証」を開きます。開いた開発者ツールの左上にある要素選択ツール(矢印のアイコン)を有効にし、ページ上の画像にマウスを合わせると、幅・高さを確認できます。表示される数値はCSS上のピクセル数で、画像ファイルに記録された幅・高さとは別です。ブラウザーによって表示方法は異なります。Chrome公式の検査モードの説明

独自のCSSで画像を広げている場合は、その指定も確認します。CSSの幅指定を調べるときは、width・height・max-width・min-heightの違いを参考にしてください。画像の画質確認だけなら、最初からCSSを書き換える必要はありません。

改善しない場合は、圧縮と配信される画像を確認する

圧縮後の画像と、古い表示が残っていないかを見る

画像の軽量化で細部が失われている場合は、挿入サイズだけを変えても改善しません。元ファイルと、記事から開いた画像を同じくらいの大きさで比べ、文字の周りのにじみや輪郭を確認します。PNG・JPEG・WebPなどの形式名だけで原因を決めず、実際の画像を見て判断してください。

画像最適化のプラグインやCDN(画像などを配信する仕組み)を使っている場合は、画像の縮小・圧縮設定を確認します。調査のために設定を変えるなら変更前の値を記録し、1項目ずつ試してください。サイト全体に影響する設定は、対象画像の確認を済ませてから扱います。

差し替えても前の画像に見える場合は、記事が保存されているか、画像のURLが新しいものになっているかを確認し、プレビューやページを開き直します。それでも古い表示なら、利用中のキャッシュ機能の説明を確認します。キャッシュは表示用の情報を一時保存する仕組みです。元画像の画質不足そのものを直す機能ではありません。

srcsetは、一律に無効化せず確認する

srcset(ソースセット)は、画面の幅や精細さに合わせて、ブラウザーが複数の候補から画像を選ぶための仕組みです。「フルサイズ」を選んだ画像でも、記事のHTMLや配信の仕組みによって、別のサイズが読み込まれる場合があります。仕組みはMDNのレスポンシブ画像の解説で確認できます。

小さい画像が意図せず使われている疑いがある場合は、検証機能で読み込まれた画像と表示幅の関係を調べます。srcsetを無効にする設定があっても、最初の対処としてサイト全体へ適用しないでください。端末に合うサイズを選ぶ働きも変わり、必要以上に大きい画像を読み込む可能性があります。

ここまでの確認で絞れない場合は、対象記事のURL、問題がある画像、端末・ブラウザー、元画像の寸法、選択した解像度、試した変更を整理します。相談先が同じ条件を確認できるため、設定を手当たり次第に変更するより原因を調べやすくなります。

よくある質問

すべての画像をフルサイズにすれば直りますか?

必ず直るわけではありません。小さい挿入サイズを選んでいた場合は改善することがありますが、元画像が粗い場合、表示幅が大きすぎる場合、強い圧縮が原因の場合は、それぞれの確認が必要です。まず問題の画像1枚で見比べましょう。

PNGで保存し直せば、文字は鮮明になりますか?

すでにぼやけた画像をPNGに変換しても、失われた細部は戻りません。文字を含む図解や画面画像は、鮮明な制作元から形式・圧縮を変えて書き出し、文字の周りを見比べます。写真と図解では適した保存方法も異なります。WordPress公式の画像サイズと品質の説明

「設定」→「メディア」の数値を大きくすればよいですか?

まず、問題の画像ブロックで選んだサイズを確認してください。メディア設定の「中サイズ」「大サイズ」は、画像サイズ候補に関する設定です。記事の表示幅や、粗い元画像を修復する設定ではありません。設定値の意味はWordPress公式のメディア設定画面の説明で確認できます。

スマートフォンだけ、画像の文字が読みにくい場合は?

同じ画像について、輪郭がにじむのか、縮小されて文字が小さすぎるのかを分けます。にじむなら画質・読み込まれたサイズを、小さすぎるなら図解内の文字サイズや切り出す範囲を見直します。幅の切り替えだけで再現しない場合は、問題が出る端末でも確認してください。

まとめ

SWELLの記事内画像がぼやけるときは、元画像の鮮明さとピクセル寸法、画像ブロックの挿入サイズ、記事上の表示幅の順に確認します。直すのは、確認して原因が見つかった場所からです。

まず問題の画像を1枚選び、元ファイルと記事の見え方を比べましょう。小さい挿入サイズなら選び直し、拡大しすぎなら表示幅か元画像を見直します。修正後は、次の3点を確認してください。

  • 保存してプレビューを開き直す
  • 同じ画面幅・表示倍率で、文字や輪郭を比べる
  • PCとスマートフォン幅で、読める大きさか確認する

読みやすさを確認できたら、同じ原因の画像へ対応を広げてください。

目的別に次の記事を選ぶ

基本操作の確認や、画像を整理する前の判断には、次の記事が役立ちます。

画像の選択やブロック設定など、SWELLで記事を書く基本操作を確認したい方は、ブロックエディターの使い方をご覧ください。

差し替え後の画像を削除するか迷う方は、使用箇所の調べ方を先に確認してください。メディアの「未添付」という表示だけでは、未使用とは判断できません。

この記事を書いた人

横畑デザイン事務所代表。Webデザイナー・プログラミング講師として、WordPressを中心としたWebサイトの制作・運用と個別指導に携わっています。実際の制作や指導で培った知識と経験をもとに、Web制作やAI活用について、初心者が迷わず一歩を踏み出せる情報を分かりやすく発信しています。

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